顎関節症
顎関節症の原因は、噛み合わせや生活習慣です。治療はもちろん、生活習慣の改善もお手伝いいたします。
当院の院長は、口腔外科治療を得意としています。そのため口腔外科の治療を行うことも多いのですが、近年は歯の治療だけでなく、顎関節症やあごの脱臼など、あごに関する治療も増えてきています。あごの痛みや口が開けづらいなどのお悩みがありましたら、一度当院にご相談ください。
顎関節症の症状としては「あごが痛い」「口を開けるときにあごが鳴る」「口が開けづらい」など、あごの関節に関係するものが多くあります。顎関節症の患者さまは年々増加していますが、違和感を持ちながらも放置してしまうケースが多くみられます。
【 偏咀しゃく 】
食事の際、左右のどちらか一方でばかり噛んでしまう癖を偏咀しゃくと言います。片側だけに多くの負担をかけてしまうと発症しやすくなります。
【 悪い噛み合わせ 】
就寝時のうつ伏せや電話機をあごの下に挟みながら話すこと、頬杖や猫背など、あごに負担がかかりやすい癖や習慣なども発症の原因となります。
【癖や習慣】
噛み合わせが悪いと、偏咀しゃくや睡眠時の噛み締めや擦り合わせなどを起こしやすくなり、必然的にあごに負担をかけてしまいます。
【STEP1】問診
現在のお口の状態、既往歴を伺います。
【STEP2】検査
レントゲンや聴診器を用いた検査を行ったり、噛み合わせの型を採ったりします。
【STEP3】噛み合わせチェック
専用の機器を用いて、噛み合わせを確認します。
【STEP4】バランスの調整
顎関節への負担軽減や咬合を安定させる効果があるスプリントというマウスピースを装着し、バランスを整えていきます。
【STEP5】生活習慣の改善
あごに負担をかける癖や習慣を改善するための指導を行います。
【STEP6】咬合調整
余計な補綴物を取り除いたり義歯の調整をしたりしてバランスを取ります。症状が進行してしまっている場合は大学病院をご紹介することもございます。